仕事術

無能な部下が戦力に!部下の育成ポイントはこの5つ

簡単な指示でもうまくやれない、部下が成果を出してくれない、このままだと自分も無能扱いされる…

頑張って育てていても結果がなかなか伴わないことはよくあります。
もちろん、一番の原因は部下の能力が低いことだと思いますが、その能力をうまく引き上げられないあなたの育成方法にも原因があるといえます。

このページでは【部下の能力を効率よく上げる5つのポイント】を詳しく説明していきます。
技能ばかりを叩き込むのではなく、何を考えながら仕事をしているのか?を掌握して、仕事に対する想いや姿勢から改善していきましょう。

1. コミュニケーションをマメに取るのは必須

いくら優秀な部下でも、上司とのコミュニケーションが取れていない状態だと、思うように成果は出せません。
理由は、相手が何を考えているか分からないからです。
そんな上司や部下と一緒に一つの仕事をしてもお互いが足を引っ張り合うのは目に見えていますよね。(汗)

【お互いの気持ちや考えが同じ方向を向いている時にこそ最大の成果を出せる】

これは必ず覚えておいてください。

では、コミュニケーションの取り方を具体的に紹介していきます。
たくさんある中でも今日から実践できる簡単なものを3つピックアップしました。

○挨拶をする
社会人の基本なのですが、コミュニケーション能力が低い人は恥ずかしくて上手くできない事が多いですね。

気持ちのいい印象を与える挨拶は、やはり「笑顔+大きな声」です。
この時、無理に笑顔を作ろうとすると顔が引きつって逆に悪い印象を与えてしまうので、奥さん・子供さんといった【大切な人と目が合った時の柔らかい笑顔】を意識してみて下さい。

○目を見て話す
「人と話す時は相手の目を見なさい!」と小さい頃に教わったと思いますが、大人になるにつれてこの当たり前のことができなくなってしまうケースが多いんです。

終始、手元の資料やホワイトボードを見ながらではなく、話している相手の目も見て『ちゃんと聞いてるよ』と、話し手を安心させる努力も必要ですね。

ただ、話し相手がコミュ障だった場合、見つめすぎると相手が緊張してうまく話せなくなってしまいます。
そんな時は、相手の口元を見て話すと“威圧感を与えずかつ、真剣に話を聞いている風にみえる”ので覚えておいてください。

○会話のテンポはゆっくりで
“急いでいる時”や“白熱している時”によくあるのが『早口になる』です。
そうなる気持ちも分かりますが、話を聞く立場で考えてみて下さい。
ワーッと一方的に早口で話されると、何か怒っているのかな?と思ってしまいませんか?

早口で話されると内容をちゃんと聞き取れない、というデメリットもありますよね…。
大切な話なら尚のこと、ゆっくりした口調で確実に伝えるべきです。

仲良くなり過ぎるのはNG!緊張感もある程度は必要

ここまで散々「コミュニケーションを取るべき!」と伝えたものの、仲良くなり過ぎるのは緊張感がなくなり逆に仕事へ悪影響を及ぼしてしまいます…。

上司と部下の上下関係を保ったまま、お互いどんな事を考えているのか?だいだい分かる程度で止めておきましょう。

部下が女子の場合はセクハラ認定されないように!

あなたが男性で部下が女子の場合、コミュニケーションを取りすぎるとセクハラと見なされる危険性があります。
あの部下なら男っぽくて大丈夫だろう?と思っていても、周りの女子社員が勘違い&おせっかいで内部告発をすることもあります。
(部下さんがあなたにセクハラされていて毎日我慢しているに違いない!と)

そんなトラブルに巻き込まれないように、周りから見ても十分な距離を保ちながらコミュニケーションを取って下さいね。

まずは自分がやってみせる

≪やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ≫
人の教育について語る上では欠かせない、山本五十六の名言の一つですね。
この“やってみせ”の部分が非常に重要!

部下にとっては初めての業務なので、どんな風にどれくらいの時間でどんなクオリティに仕上げればいいのか?イメージが湧きません。
そんな状態の中、「マニュアル通りやってみてね」と言われても今ひとつピンと来ないんですよね…。

実際に目の前でやって見せると、効率のいいやり方(作業手順)を肌で感じて学んでくれるだけでなく、分からない部分を最初に確認できるため、実際の業務で詰まる心配もありません。
パッパッパと手際よくやることで、上司としての威厳を保てるといったメリットもありますね。

一緒になって考える

仕事のやり方だけを伝えて、後は任せた!で済ませてしまうと部下は育ちません。
むしろ、孤独感に襲われて「もう辞めたい…」と思ってしまうかもしれませんね。
しっかり育成したいのなら、部下をチームの一員として見てあげることが大切。

部下の業務が単調作業であったとしても、そのプロジェクトのミーティングには同席させて“自分がどの部分の作業を任されているのか?”を知るだけでも≪みんなと一緒に頑張ろう!≫と前向きな姿勢になるものです。

分からない部分はみんなで意見を出し合い、助け合って一つの目標を達成すると部下だけでなく他の社員のモチベーションUPにも繋がるから◎

育成計画を立てておく

何をいつまでにやってもらう、それが終わったら次のステップへ。
という風に予め育成教育を立てておくのは必須です。

部下の立場になって考えてみてください。
「頼まれた仕事が終わりました!」と上司に報告をしたら、
「ええと、う~ん、次は…、ちょっと待って(汗)」と返事が返ってきたらどうでしょう?
「えっ?この上司についていっても大丈夫かな?」と焦りますよね。
この小さな不安が後に大きな亀裂となり、信頼関係の崩壊へと繋がってしまうんです。

育成計画をシッカリと立てておくことで、【“テキパキと指示を出せる頼もしい上司”と慕われる】ことは間違いありません。

褒める・叱る、を上手く使い分ける

仕事のやり方を一通り教え込んだあとは、部下を信じて任せてみてください。
成果物のできが良ければ思いっきり褒める、うまくできなかったらシッカリと叱りましょう。
ここで大切なのが、【褒めると叱るの比率を調整する】ことです。
褒めてばかりでは天狗になる、叱ってばかりでは自信を喪失するため、上手くできた業務の次は少し難易度を上げる、失敗した時でもその失敗の中で上手くできている部分は少し褒める、とバランスを取りながら育てていくと早く成長します。

また、【そうなった理由を書き出させる】のも大切ですね。

どうして上手くいったのか?
どうして時間がかかったのか?
どうして失敗したのか?
失敗しないようにするためにどうすればいいのか?

これらを自分で考えて次に生かせるように、上司であるあなたが導いてあげましょう。

部下の育成は難しい…でもやり甲斐のある仕事

部下をシッカリと育成するポイントとして、

1.コミュニケーションを取る
2.自分でやってみせる
3.部下も交えて一緒に考える
4.育成計画を立てる
5.褒める・叱るのバランスを保つ

この5つを具体的に紹介してきましたが、最初から上手くいくとは限りません。
それだけ部下の育成は難しく悩むこともたくさん出てきます。

ただ、自分が育てた部下が成功し皆に認められた姿を目にすると、なんとやり甲斐のある仕事なんだ!と感動することでしょう。
それが半年先なのか?三年先になるのか?は、あなたと部下の信頼関係の強さによって変わってきます。
お互いに認め合いながら良い関係を築き上げていきましょう。